現役エステティシャン。毒親育ち、肌荒れに苦しんだ私が自信を取り戻すまでの道のり

管理人
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管理人のプロフィール詳細です。

わたし自身、過去には肌荒れに悩んできました。
そんな過去や、エステティシャンになるまでの道のりについて書いてあります。

ご興味ある方は是非読んでいただけると幸いです。

誰にも言えなかった肌の悩み

小学生の頃、友達に「顔がぶつぶつしてて汚い」と言われたことがあります。

その言葉は幼い心に深く突き刺さり、とても傷つきました。

誰かに相談したくて、勇気を出して母親に打ち明けてみたんです。

「お母さん、友達に顔がぶつぶつしてて汚いって言われた。このぶつぶつってどうやったら治るの?」と。

でも、返ってきた言葉は冷たく、「そんなの知らない。勝手に治るから放っておけば」と突き放されてしまいました。

あの時、親には頼れないんだ…とひどく悲しく、孤独な気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。

当時小学生だったわたしは、そのぶつぶつの正体が「ニキビ」だということも知りませんでした。

また、母親は「ニキビ」だと知ってたはずなのに、教えてすらもらえなかったんです。

努力するも報われなかった学生時代

中学に入ると、ようやく「思春期ニキビ」の存在を知ることができました。

「顔のぶつぶつはニキビだったんだ」と思ったのと同時に、「お母さんは、なんでニキビって教えてくれなかったんだろう…」とさらに悲しくなったことを覚えています。

思春期だから仕方ない、と自分に言い聞かせようとしても、鏡を見るたびに増える赤いニキビに、どんどん憂鬱な気持ちになっていきました。

友達は皆、つるつるの肌をしていて、楽しそうに青春を謳歌しているのに、私だけこんなにも肌が汚いなんて…。

周りの目が気になって、人と話すのも怖くなり、笑顔も消えていきました。

すごく肌がきれいな友達に美容について教えてもらいましたが、そのためにはスキンケア用品が必要だと言われました。

母親に、「この肌荒れをどうにかしたい。スキンケア用品を買ってください」と頼んでも「中学生のくせに生意気だ。そんなもの必要ない」と突っぱねられるだけでした。

両親には買ってもらえず、お金もなかったわたしはどうすることもできませんでした。

高校に進学しましたが、バイト禁止、お小遣いも微々たるもの。

お年玉は親に取られていたため高校生でもお金がありませんでした。

高校生でもニキビの悩みは尽きず、むしろ、ニキビ跡の赤みや毛穴の開き、黒ずみなど、肌の悩みは増える一方でした。

「どうせわたしなんて…」

肌が汚いというコンプレックスは、私の心を蝕み、自分に自信を持つことを邪魔していました。

おしゃれにも興味を持てず、恋愛にも臆病になり、青春時代を暗い影で覆ってしまったのです。

美容雑誌を読み漁ったり、友達に相談して少しだけ美容の知識を得たりもしましたが、結局はお金がないため、安いスキンケア用品でさえも買うことはできませんでした。

そんな悪循環の中で、私の肌荒れは改善することなく、高校時代も、自分に自信が持てないまま、暗い日々を過ごすことになりました。

エステとの出会い、そして自信を取り戻すまで

社会人になって、ようやく自分の稼いだお金を自由に使えるようになり、スキンケア用品を一式揃えることができました。

しかし、美容に関する知識が乏しかったので自己流のケアで肌荒れが改善することはありませんでした。

そこで、ずっと諦めていたエステサロンに通い始めました。

施術を受ける中で、エステティシャンの方から丁寧なスキンケアアドバイスをいただきました。

今まで自己流でやっていたスキンケアが、いかに間違っていたのかを思い知らされました。

エステティシャンの方は、私の肌質や悩みに合わせて、クレンジングや洗顔の方法、化粧水や乳液の選び方、そして生活習慣の改善点まで、具体的に教えてくれました。

プロのアドバイスを受けて、スキンケアを見直し、エステに通い始めてから半年後、私の肌は少しずつですが、確実に変化していきました。

まず、気になっていたニキビ跡の赤みが薄くなり、肌に透明感が出てきました。

そして、肌のキメが整い、触るとツルツルとした感触に変わっていきました。

鏡を見るのが楽しくなり、自分に自信が持てるようになったことで、周りの目が気にならなくなり、笑顔が増えました。

今まで、肌が汚いことがコンプレックスで、人と目を合わせることが怖かったわたし。

しかし、肌が綺麗になったことで、そのコンプレックスから解放され、積極的に人とコミュニケーションを取ることができるようになったんです。

「諦めなければ、変わるんだ」

エステサロンでの経験は、私に希望を与えてくれました。

栄養士から美容の道へ

もともとは栄養士として働いていたのですが、エステサロンでプロのアドバイスを受け、自宅ケアを変えたことでキレイになったわたしの肌。

「もっと深く美容について学びたい」「自分の手で誰かの肌の悩みを解消したい」という気持ちが芽生えてきました。

そして、栄養士の仕事を続けながら、美容スクールに通い始める決意をしました。

肌のためには食生活に気を付けることが大切なので、栄養士としての知識や経験を活かすこともできるため美容の道へ進むことに決めました。

仕事と勉強の両立は大変でしたが、「なりたい自分になる」という強い意志が、私を支えてくれました。

スクールでは、肌の構造やスキンケアの知識はもちろんのこと、エステティシャンとしての心構えやお客様とのコミュニケーションの大切さなど、幅広く学ぶことができました。

そして、努力の甲斐あって、ついに美容に関する資格を取得することができました。

資格取得を機に、栄養士の仕事を辞め、念願だった美容部員として働き始めました。

お客様一人ひとりの肌悩みに寄り添い、適切なスキンケアアドバイスをする中で、「お客様を笑顔にしたい」という気持ちがさらに強くなっていきました。

美容部員としての経験を通して、お客様とより深く関わり、根本的な肌改善のサポートをしたいと考えるようになり、エステティシャンへの転身を決意しました。

エステティシャンとして働き始めてからは、お客様の肌の変化を間近で見ることができ、その喜びを分かち合うことができることに大きなやりがいを感じています。

もちろん、エステティシャンという仕事は、決して楽なものではありません。

お客様一人ひとりの肌質や悩みに向き合い、丁寧なカウンセリングや施術を行うことは、責任感と体力が必要です。

しかし、お客様から「肌が綺麗になって自信が持てるようになった」「悩みが解消されて気持ちが明るくなった」 という言葉をいただくたびに、この仕事を選んで本当に良かったと心から思います。

過去の私のように悩んでいる人を助けたい

わたし自身、長年肌荒れやコンプレックスに悩み、苦しい思いをしてきました。

小学生の頃、友達にニキビを指摘され傷ついた経験、そして、相談した母親に突き放された辛い記憶…。

ニキビは一向に改善されないまま、中学高校でもニキビやニキビ跡、毛穴の黒ずみに悩み、自分に自信が持てず、暗い学生時代を過ごしました。

スキンケア用品を買うお金もなく、正しいスキンケア方法も分からず、途方に暮れる日々…。

でも、エステサロンとの出会いが、私の人生を変えてくれました。

プロのアドバイスを受け、スキンケアを見直すことで、肌はみるみるうちに綺麗になり、自分に自信を取り戻すことができました。

そして、「美容の力で、人を笑顔にしたい」という強い思いから、栄養士から美容の道へと転身しました。

このブログでは、過去の私のように、肌荒れやコンプレックスで悩んでいる方に寄り添い、正しいスキンケア情報や、自分に合った商品を見つけるサポートをしたいと思っています。

このブログが、少しでも役に立つことを願っています。